ピンネ農業協同組合は、平成10年2月に新十津川町のJA新十津川とJAしもとっぷの2JAと浦臼町のJAうらうすとの、3JAの広域合併により誕生したJAです。
新十津川町、浦臼町は、北海道最大の石狩川中流右岸に位置した道内有数の穀倉地帯です。新十津川町は明治23年に奈良県の十津川村から集団移住で開拓された町として、古くから母村との絆の深い町です。浦臼町は坂本龍馬の一族が開拓に入った町として知られ、現在も所縁のある高知県本山町との交流も盛んです。
主力の水稲の作付面積は5013.08haで生産量は道内有数です。特に「ゆめぴりか」の作付は高品質米生産の実績により、当地区での作付面積は約1505.19haが確保され、「ふっくりんこ」は道内の産地と連携し「ふっくりんこ産地サミット」を形成、良質米生産に生産者組合とともに努力しております。また、日本酒の原料となる酒造好適米(吟風・きたしずく)の作付面積も137.57haと北海道一で、道内外の酒蔵で使用されております。新十津川町から浜益へ向かう穀倉地帯の国道451号線にひときわ大きな「酒米の里」のサインがシンボルです。更には、減農薬栽培等の取り組みも新十津川町クリーン米生産組合・浦臼町クリン米生産組合で技術の向上に取り組んでいます。これらの米の生産に、両町から大きな支援をいただき、国内最大級の米穀調製施設を備え、実需から求められる均質な米を供給する体制が整えられております。
青果類については、「キングメルティ」で知られる浦臼メロンは北海道で最も歴史のあるメロン産地としても知られております。新十津川産のメロン「ノースランドレッド」も大手量販店のギフトの指定を受けており、評価も高く多くのファンに支えられております。また、「とまっちとまっこ」の愛称で関西方面での引き合いの強い「ミニトマト」もJAピンネの看板商品です。この他にもブロッコリー、スイートコーン、長ねぎ、軟白ねぎ、さやインゲン、カンロ等の重点作物をはじめ、玉ねぎ、椎茸など数多くの作物が生産されております。
また、当JAでは風味が良いとされる「牡丹蕎麦」の生産にこだわり、原々種の管理を担い、希少品種の牡丹蕎麦のブランドを守っております。
当JA名の「ピンネ」の由来は新十津川町と浦臼町にまたがる、秀峰「ピンネシリ」(アイヌ語で男山の意味)から引用したもので、3JA合併時に公募により決定したものです。ピンネの山のように勇壮な、そして皆様から親しまれる象徴として、地域の皆様に愛されるJAを目指しております。
代表理事組合長 鎌田 和久
代表理事専務 新井 隆之
※令和2年7月1日時点
本所
〒073-1103
北海道樺戸郡新十津川町字中央6番地29
TEL:0125-76-2221
FAX:0125-76-4251
花月支所・営農センター
〒073-1105
北海道樺戸郡新十津川町字花月238番地8
【花月支所】TEL:0125-74-2111
【営農センター】TEL:0125-74-2122
【共通】FAX:0125-74-2457
浦臼支所
〒061-0600
北海道樺戸郡浦臼町字浦臼内172番地6
TEL:0125-68-2211
FAX:0125-68-2960
経済センター
〒073-1103
北海道樺戸郡新十津川町字中央18番地54
TEL:0125-76-2591
FAX:0125-76-3389
土壌分析センター
〒073-1103
北海道樺戸郡新十津川町字中央18番地52